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罠は常に脚下にあり

「欲求」が好きという人もいれば、嫌いな人もいると思う。興味のない人も。アナタにとっての「発泡酒」はどうだろう?
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余裕で泳ぐあいつと穴のあいた靴下

何年か前の真夏、冷房の効いた部屋の中で冷たい飲み物だけ飲んでいた。
私は夏は熱中症にかかっていたので、冷やすことが必須だと思ったからだ。
冷えた部屋の中で、薄着、その上ミリンダにアイスコーヒーとか。
だから、快適だと感じていた夏。
しかし、寒くなって、いつもよりさらに冷えを感じることが多くなった。
外で過ごす仕事内容がしょっちゅうだったこともあるが、寒くて買い物にすら出れないという状態。
なので、たぶん、夏の生活習慣は真冬の冷えにもつながると思う。
充分に栄養を取り、偏りのない過ごし方をするのがベストだと思う。

汗をたらして話すあいつとぬるいビール
学生のころよりNHK教育テレビを見ることがたくさん多くなった。
昔は、母親や叔父が見ていたら、NHK以外の映像が見たいのにと考えていたが、最近は、NHKが嫌ではない。
かたくないものがめちゃめちゃ少ないと考えていたのだけれど、最近は、かたくない番組も多くなったと思う。
それとともに、かたいものも好んで見るようになった。
そして、攻撃的でない内容のものや娘に悪い影響がめちゃめちゃ少ないものがNHKは多いので、子供がいる現在は見やすい。
民放では、アンパンマンでさえすごく攻撃的だと思う。
いつも殴って終わりだから、子供も真似するようになってしまった。

息絶え絶えで吠える子供とあられ雲

小説家の江國香織の小説に出る女性は、どこかクレイジーである。
例えれば、落下する夕方の華子。
他にも、きらきらひかるの笑子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの持っている性質を、極端に表現した結果なのだろうか。
徹底的にクレイジーなのが、神様のボートの葉子だ。
もしかすると迎えに来るかもしれないあのひとのために、色々なところに引っ越しをする。
「あのひと」を絶対に忘れないよう、再び会えると思い込んで。
挙句の果てに「ママは現実を生きていない」と、愛娘に言われてしまうが、葉子にはいまいちピンとこない。
このシーンが、この文庫本の一番クレイジーなところだ。
個人的には、ウエハースの椅子には簡単に座りたくないけれど、神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど魅力的でせつない主役が大好きだ。

悲しそうに泳ぐ彼と冷たい肉まん
ベローチェでもマックカフェでもいろんな場所で香り高いコーヒーを飲める。
他にも、どこかでインスタントでもいいし、いろんな場所で缶コーヒーでも。
私が一番好きなのは、スタバだ。
全てノースモーキングと言うのは、煙草の煙が無理な私にとってお気に入りだ。
よって、コーヒーの匂いを楽しむことができる。
金額もそれなりだが、美味しい豆が使用されているのでグルメにはたまらないだろう。
甘いもの好きには来るたびにコーヒーとともに、つられてスイーツなどオーダーしてしまうという落とし穴もある。

泣きながら吠える君とアスファルトの匂い

一年の中で、梅雨の季節が気に入っている。
空気は湿度が上がり外に出れば雨に濡れるけど。
その訳は、小さいときに、雨の日に咲いていたあじさいが美しく、それから紫陽花が咲くのを楽しみにしている。
九州長崎の出島で付き合っていた、シーボルトとお瀧のあじさい逢瀬を耳にしたことがあるだろうか。
オランダ人の中に紛れて上陸した、ドイツ人のシーボルトが、あじさいを見ながら「お瀧さんと同じくらい美しい花だ」と話した。
梅雨に美しく咲くアジサイを見ながら何回も、お瀧さん、お瀧さんとつぶやいた。
しだいに訛って、紫陽花は「おたくさ」という別名を持つようになったという。

陽の見えない仏滅の晩はビールを
まだまだ社会に出てすぐの頃、無知で、目立つトラブルを起こしてしまった。
心配しなくていいと話してくれたお客さんたちに、挽回の方法も浮かんでくることがなく、涙が出てきた。
若いお客さんが、高そうなカフェオレをどうぞ、と言いながらくれた。
誤って2個頼んじゃってさ、とニコニコしながら違う種類の飲み物2つ。
ノッポで痩せててとても穏やかな雰囲気をもっていた女性。
悪かったな、と思い出す。

前のめりで熱弁する彼女と電子レンジ

防波堤の近くに私たちは、住んでいるので、大地震のあとの高潮を親が気をもんでくれている。
特に3月の大震災後は、家がどのくらい海から隔たっているのかとか高台は身近に存在するのかとか言ってくる。
妻と俺も憂慮しているのだけど、しかし、簡単に条件のあう物件も見つかるわけではない。
しかれども、現実に津波がやってくるとなった場合に回避する道のりを定めておかないとと考える、だけど、しかし、海の横しか近くに道路がないので、しっかり想定してみたら怖いと思えた。

夢中で口笛を吹く先生と私
普通、部屋で個人で行えるような業務をして、たまに声がかかると外に仕事に出る。
たった、何回かだけど、本気で億劫に感じて仕方ない。
いっそ辞めてしまおうなど。
行けば張り切るけど、大勢の社員にはさまれて、団体で業務を成功させるのは難題だ。
なんて、友人に話すと、言いたいことは分かるけれど、などクスクス笑っていた。

気持ち良さそうに話す弟と草原

蝉鳴き声もやんだ夏の日の夜。
少年は家の縁側に座り、西瓜をかじっていた。
スイカをかじってはタネを外に向けて吐き出していると、ときにはタネがうまく飛ばずに、自分の体に落ちる時もあった。
傍に置いているかとり線香の香りと、扇風機を浴びる蒸し返す夜、それから西瓜の味。
少年はそんな事を堪能しつつ、この夏これから何をして遊ぼうかな、と思っていた。

息もつかさず熱弁するあの子と冷たい雨
友達の親戚が梅干しを販売しているらしい。
博多に本社を置き中国に支社もあり、和歌山に工場がある。
各都道府県に定期的に、何名かのメンバーで試食会をするらしい。
深夜に、これを聞いていると、食べたくなった。
「梅干し食べたい」など言ったら、もちろん!と出してくれた。
ここで食べたこの梅干しが、これまでで一番美味しかった。
なんと、さっそく梅干しをオーダーしてしまった。

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